- 脳のズレ=時間のズレ=瞑想状態の深まり
- 時間感覚が変容=変性意識状態
- 脳が集中力を増すほど時のスピードが変わる
- 瞑想のおいて時間は厄介者、意識したら苦しむ
- なぜ長時間もぶっ続けで瞑想ができるのか?
- 時間の感覚をズラすコツ
- どれだけ瞑想に深く入れるか、それは時間がどれだけズレるか。私の体験から
- 時間と脳と瞑想、時間とプライド
脳のズレ=時間のズレ=瞑想状態の深まり
極限の瞑想状態・トランス状態は脳がずれている。
そのズレとは何がずれているのか?
逆に何がずれたら、脳が覚醒状態に入っていくのか?
今回はそのブログです。
極限を超えた瞑想状態、トランス状態がたしかにある。
それは誰もが体験できるもので、聖者やグルだけの特権ではない。
では、理想の瞑想トランス状態時に、脳と潜在意識にはどんな時間が流れているのだろう?
時間感覚が変容=変性意識状態
瞑想状態が、変性意識状態の入り口に入れた状態から、悟りを開ける状態まで幅広いことをいうが、軽い変性意識状態は時間が普通と流れがあまり変わらない。
しかし、極限状態になった時、時間の流れが変わる。
瞑想をやらなくても、人間には時間の流れを変えられる偉大な力がある。
一般人ほど時間のズレが生じないが、特に一流アスリートほど「ゾーンに入った」経験をしている。
その時間は非常にゆっくり流れているように感じたり、ものすごく加速した感じの中で自分の意識だけがゆっくりだったりする。
このゾーンに入った状態は瞑想状態にも当てはまるだろう。
参考(外部ブログ)
極度の集中状態、フロー状態からゾーンに入った体験 脳が覚醒した時の効果について
脳が集中力を増すほど時のスピードが変わる
いや一般人だって、時間のズレを認識できるはず。
身近な事例では、趣味に熱中していていつの間にか深夜になっていたとか、あまりに退屈すぎて、10分が3時間ほどの時間に感じるとか。
集中力が限界を超えて、極限の集中力を発揮した時、時間がずれ、脳もズレる。
このズレこそが、瞑想状態・トランス状態に深く入っている証拠。
つまり、時間の感覚がズレはじめた時、脳は変性意識状態に入り始めたことになり、極度に時間感覚が通常とかけ離れた時、脳は完全に別世界に入っている。
これこそが、瞑想状態の理想形だと思う。
深い瞑想状態には定義がいろいろとあるが、時間がずれるほど意識が変容状態に入ることが大きな要素だと思う。
瞑想を何時間も何十時間もぶっ続けでできる人間がいるのは、完全にトランスにトリップしているから、外から見ている普通意識の人間が想像する時間の流れとは違っている。
瞑想のおいて時間は厄介者、意識したら苦しむ
瞑想をやっていて、時間が完全にズレるほどの瞑想状態に入ったことがないのならば、まだまだやらなくてはいけないということかもしれない。
しかし、時間を意識した時点で、時間は苦痛の何者でもなくなる。
そこが大きな障害だ。
時間を忘れて没我の状態で瞑想の没頭することが大事だと言っても、どうやっていいかわからないし、時間を意識したら苦痛なだけ。
瞑想がうまくいかない時は、時間と戦うときだと言っていい。
なぜ長時間もぶっ続けで瞑想ができるのか?
では、どうやったら時間をずらす理想の瞑想状態になれるのか?
私の経験でも人から話を聞いても、長時間瞑想を続けられる人は、気持ちいいからに他ならない。
脳内麻薬が脳から全身、つま先まで巡ってくれるから、それに浸っていればいい。
疲れ切った身体を温泉につからせているように。
温泉はのぼせてしまうが、脳内麻薬は自分の中で出ているだけに、ずっと味わっていられる。
つまり、気持ちよくなることだ。
気持ちよさに浸っていると、時間がズレる。
時間の感覚をズラすコツ
しかし、ここでコツがある。
その気持ちよさも捨て去る、放り投げること。
そうすると、更に脳内麻薬が不思議とドバドバと出てくれる。
求めないから出てくれる。
この流れに入ると、脳内麻薬がさらにすごいことになり、本当に天国にいるような夢心地になる。
すべてと溶け合って一体化できる。
時間なんて忘れている。
一瞬は永遠だという宇宙意識を発見できる。
永遠は一瞬だと思ったり、完全に哲学を超えた哲学の感覚に浸れる。
その時、10分は10分ではない。
これが瞑想状態・トランス状態が引き起こす時間と感覚の奇跡だ。
どれだけ瞑想に深く入れるか、それは時間がどれだけズレるか。私の体験から
もう一つ、時間の感覚が異常にズレた私の体験を紹介したい。
最強誘導瞑想法を行える岩波先生が作り出す時間の魔法だ。
受けた多くの人が、ほんの数秒の出来事を
3日間寝ていた
一週間経ったようだ
1年のように感じる
いや50年、と再現がない時間のズレをいう。
同じ人がその感想がどんどん伸びている。
これらの感想は必ず聞けると思うので、耳を傾けてほしい。
私も時間が異常にズレた時、脳の奇跡を実感できた。
トランス状態が深まると、時間がどんどん時間が長く感じるようになり、「永遠は無駄、無は永遠だ」と通常発言すると、「アッチ側」の人間だと誤解されるようなことを口走ったこともある。
その時はとても感動して言葉に思わず出てしまったが、私は一つの真理を掴み取った感激があった。
覚醒瞑想状態は、自分でやる瞑想とは違って、ほんの数秒の誘導が年単位に感じる。
脳が極限を超越した証拠だと思う。
時間と脳と瞑想、時間とプライド
脳がズレたら瞑想状態になる。
脳がズレるということは時間の感覚がズレること。
瞑想状態・トランス状態とは時間の感覚が異常にズレればズレるほど、その効果が引き出される。
そして、私が確信したことがある。
いくら時間をかけて瞑想をしても、時間を意識した時点で効率が悪くなる。
時間をかけたのだからと効果を求めてしまいやすく、時間を意識して苦痛になりやすい。
時間のことを忘れよう。
積み上げてきた時間はとても大事だが、そこのプライドも捨てる。
そうするとはじめて、積み上げてきた時間が自分に味方をしてくれる。
時間がずれ、脳がずれ、奇跡的な効果と時間が到来する。
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